
6番目の猫ちゃんです。
黒い体、振り向いた顔に光る目、野良猫です。

しかも家の2階のベランダにある、胡蝶蘭の鉢の中に居場所を決め込んだようで、ネコ鍋ならぬネコ鉢、そんなどこかで聞いたことのあるような猫ちゃんです。
このところ、何時見ても鉢の中に丸まって入っていて、ベランダの窓を開けるとチョット面倒臭そうに逃げて行きます。
特別、餌をあげている訳ではないのですが、窓際で飼っている文鳥や、ベランダに集まって来るスズメ達に興味があるようです。
スズメと言えば、うちの外壁をよく見ると丸い5センチくらいの穴が開いているのが見えます。
初めは何で開いているのか判らなかったのですが、ある日、下の道路から見ていると虫をくわえたスズメが穴を出たり入ったりしています。
そうです。
知らないうちに、スズメが同居人でなく同居鳥となっていたのです。
気がついたのは、はるか5年くらい前のことで、ベランダに訪れて来るスズメたちにの為に餌皿を置いて、毎朝餌をあげていました。
そのうち、朝寝坊したり餌をあげ忘れたりすると、スズメが窓のガラスの前でホバリングを始めました。
それでも暫く放っておくと、何度も何度も窓の横桟に掴まり、「ここにいるゾー」と言った感じでアピールを続けています。
それでも知らんぷりして、窓の反対側の部屋へ行って窓の外を見た処、やはり窓の外でホバリングをしています。
それ以来、毎年毎年、外壁の穴の中でスズメはヒナを育て、親鳥が新しく巣立った子供に教え(たぶん、そうじゃないかな)、ベランダに置いた餌皿に餌を食べにきます。
多い時には10数羽のスズメが来て、一番先に同居スズメが餌を食べ始め、周りでは今か今かと食べ終わるのを待ち構えています。
お腹がいっぱいになり餌皿を離れると、待ち構えていたスズメ達が一斉に餌皿に飛びつきます。
どうやらこのスズメ君は、我が家のおかげで他のスズメ達に親分風を吹かしているようです。
我が家ではこのスズメを「ホバ鳥」と呼んでいます。
そして毎日のように「ホバ鳥」が仲間を引き連れて来ます。
雨の日も、風の日も。
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