
今日の写真は我が家の家猫「マメ」ちゃんです。

何を見つけたのか、ジーッと1点を見つめています。
そして今日はワクチン注射の話です。
生まれたばかりの猫(犬も人間も同じですが)は、母親から貰った抵抗力(移行抗体と言います)でしばらくの間、色々なウイルスから守られています。
その抵抗力が持続できる期間が、短くて42日、長くて150日間程度の期間になります。
抵抗力は急に消えるのではなく、徐々に無くなります。
そこで普通はワクチン注射を、生後60日(1回目)、90日(2回目)のタイミングで接種することになります。
計算の早い方はお気づきかもしれませんが、抵抗力が150日持てば、生後60日、90日は必要でなく、150日目にワクチン注射を打てば良いのではないかと思うでしょう。
たとえば、生後150日目にワクチンを接種して、生後60日で抵抗力がなくなっていた場合、90日間は無防備の状態になります。
逆に、生後60日目でワクチンを接種しても、元々の抵抗力が消えていない場合は、体の中で新たな抗体を作ることを阻害されてしまいます。
つまりその場合は接種しても無駄だったと言うことになります。
これは抵抗力の消えるタイミングが、何時になるのかが判らない為の安全策で、とりあえず生後60日、90日を目安に接種しておけば、そのうち自分で抗体を作るだろうと言う考えのようです。
保険として考えれば良いのですが、無駄を承知の上のワクチン接種です。
尚、猫の場合は2回目(90日目)を接種すれば、3回目(120日目)は必要無いようです。
可愛いペットの為、生後2回のワクチン、年1回のワクチンの接種は欠かさずに!!
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